先日、NECの勉強会で紹介された商品がHEMS(ホームエネルギーマネジメント)です。
(ヘムスと読んでいます)
つまり、スマートハウスの頭脳部分です。
ご家庭の分電盤につなぐ事で、どの部屋に又はどの部屋のエアコンに
1日どれだけの電気が流れているのか、金額はどのくらいかがご自宅の
パソコンやiPad、アンドロイド端末で見ることが出来るのです。
ご自宅の分電盤の分岐量によって見られる部屋やエアコンなどの数が
変わりますが最大8ヶ所まで測り比較する事ができます。
たとえば、リビングの12畳のエアコンと子供部屋の6畳のエアコンの
電気代を比較したときに子供部屋の古いエアコンの方が電気代が
高かったりしているのを知らずに間違った節電をしている場合もあるのです。
また、使っていない部屋なのに待機電力で電機を消費している
眠っている家電が見つかるかもしれません。
目で見ることで家族の節電意識が高まる事例は多く耳にします。
もちろん太陽光を設置すれば電気の流れが一目瞭然。
どのくらい発電し、消費し、売電したかが解ります。
今後の住宅でさらに期待したい事を最後にお話しします。
こちらは、HEMSのリーフレットになります。
太陽光発電を含めた蓄電システムも簡単に説明してあります。
今回の勉強会で紹介された商品がもう一つ、上のチラシにも乗って
いますが蓄電システムです。
電気自動車の技術提携しているNECはその技術で一般家庭向き蓄電池を
この秋にも発売予定の様です。
実際に大手ハウスメーカーの住宅にはこの蓄電システム(太陽光発電+蓄電池+HEMS)
のスマートハウスを販売しているとの事でした。
今回の震災で強く感じた事(脱原発、電力会社のありかた、自然エネルギーなど)
を考えると今後の理想の家とは「電線のいらない家」ではないでしょうか。
太陽光や風力など自然エネルギーで自宅で発電し必要な分だけ使ったら
あまった分は蓄電して夜や翌日(曇りの日など)に使用する。
オール電化住宅であればガスも必要なくなります。
ただ、蓄電池はまだまだ高価でリフォームでは大掛かりな配線工事など
が必要になりもう少し熟成が必要ですが新しいエネルギーの光が見えて
きた気がしました。
今後のこの分野の発展が楽しみです。
もちろん冒頭にお話ししたHEMSはリフォームでも設置可能です。
補助金もあるようですので詳しくはお問い合わせ下さい。
※現状の配線状況によっては分電盤の交換や新たに配線工事が必要な場合があります
お問い合わせはこちら:お問い合わせフォーム
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
次回もお楽しみに。。