すみません。
2ヶ月以上も空けてしまいました。
言い訳ですが、この夏忙しかった~。いやいや、嬉しい限りです。
お客様ならびに協力してくれた業者の皆様には感謝でいっぱいです。
現場でバタバタしていて各所終わって、ふっと気が付くとポッカリ
空いてしまっていました。
このシルバーウィークちょっとだけゆっくりしようと思ってます。
さて、今日は「エクステリア」です。
鎌倉の戸建てのエクステリア、少しずつ時間を掛けて完成させて行く
現場の第1.5弾「イペと鉄筋棒でつくる『バラのフェンス』」です。
まずはプランです。
どんなイメージになるのか、どんな材料をどのように使うのかお客様に
解りやすいように簡単に絵にします。
今回は、この絵を元に打ち合わせをしました。
職人さん達ともイメージの共有がしやすいのでとても便利です。
さて、工事前の打ち合わせです。
柱の長さ、全体のバランス、お隣の家に与える圧迫感などなど
着工前にもう一度話し合います。お客様にも再度確認します。
話が決まったところで柱を加工し穴を掘り柱を建てていきます。
建入れが決まったところでコンクリートを流し込みます。
柱が固定されるまでの間、鉄筋棒の準備です。
横を4分筋、縦を3分筋にして格子状に溶接します。
朽ちて折れたかのように所々格子状の鉄筋棒を切断します。
錆びて自然に朽ちた様にしたいので切断位置を決めるのが
なかなか難しい。
お客様にも参加していただき、切断場所を決めます。
多くても少なくてもバランスが悪くても駄目です。
みんなで一緒に考えます。
決まったところで鉄筋カッターで切断して行きます。
下屋(庇)の部分の加工です。
なにせ硬い硬いイペですから加工も大変、ノミもなかなか
入っていきません。
そして完成です。
ちょっとアンティークな香り漂うデザインにしました。
イペと鉄筋棒で作りました。
バラがツタをはりきれいな花を咲かしてくれるのを
心まちにしています。
完成のお祝いをカマキリが伝えにきてくれました。
工期3日の小さなフェンスですが、3人でアイデアと情熱を注ぎました。
炎天下真っ盛りの中、ありがとうございました。
中央、私とMoheyの山田君達です。
おっさんは俺だけ?
鉄筋棒は錆びていきます。
イペはいつまでもあると思います。
錆びた鉄筋にバラがツタをはわせ花を付けてくれるのが楽しみです。
さびと植物の組み合わせって強い生命力を感じさせてくれます。
天空の城ラピュタでありましたよね。
朽ち果てた巨神兵の回りには緑ときれいな花が咲いているシーン。
きっと人類がいなくなってもそうであるかのように。
そう考えると少し嬉しくなります。
では、また。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
次回もお楽しみに。。