リフォームとノスタルジー

ノスタルジー(ノスタルジア)をウィキペディアで調べると下記の意味になるようです。

・異郷から故郷を懐かしむこと。同義語に郷愁(きょうしゅう)・望郷(ぼうきょう)など。
・過ぎ去った時代を懐かしむこと。同義語に懐古(かいこ)・追憶(ついおく)など。

アンティークの家具やドア、窓など私はとても魅力的に思えます。
常に新しい商品が出続けているなか古くアジのある物が益々魅力的に思えてきます。

以前、祖母の家に足踏みミシンがありました。
子供の頃、防災頭巾や体操着の袋など色々な物を作ってくれました。
ベルトを手で引くとペダルとミシン針が動くのが楽しくてクルクル回して
遊んだ記憶があります。

そんな足踏みミシンも気が付くと新しい小型のミシンに変わっていました。
祖母が体調を崩し入院しているときに親戚の人たちが退院しても好きなこと
が出来るように便利で使いやすい物に替えてくれたそうです。

思えばなつかしい風景が色々とよみがえります。
便利さと引き替えに失った物の大切さもよくわかります。
「あのミシンの方が良かったね」と元気になった祖母92歳と私はいまだに語っています。

昔を懐かしむ心は、生まれてからの記憶によるものだけでは無いようで
祖先?の記憶もDNAに埋め込まれていると聞いたことがあります。

たとえば、製造が中止になった白熱球。
白熱球がかもしだす独特の暖かさや陰影はLEDや蛍光灯ではだせません。

では、なぜ白熱球の明かりがこんなにも人を魅了するのでしょうか。

それは、
むか~し、むかし、人がまだ洞窟で暮らしていた頃
たきぎの炎の色やゆらぎが白熱灯の明かりに近いからだそうです。

その頃、生活していた時の記憶?がまだどこかに残っている。
遙か遠い記憶に今でも干渉されているなんて、素敵な事ですね。

リフォームの打ち合わせをしている時いつも心にあるのは、人はそれぞれ
違うということ。何かでくくることはできません。

便利で使いやすい物を選ぶ人や不便でも自分の好きな物を選ぶ人
曲がらない反らない色落ちしない物を選ぶ人や曲がっても反っても
色がはげても好きな物を選ぶ人

生まれた場所も育った環境も違うはずなので人それぞれ個性があって
いいと思うし、それを押し殺してまわりと合わせる必要もないし、流行を
追う必要もない。

リフォームは自由なんです。

子供の頃あこがれていたリカちゃんハウスやディズニーに出てくるお姫様の
お部屋、新婚旅行で行った海外のホテル、好きだった映画の主人公の家・・・・。

思い出してください。
あなたはどんな家に住んでどんな生活がしたかったのですか?

私と一緒に形にしましょう。
今すぐこちらをクリック・・・。

なんて、イヤらしいのでやめます。

ただ、今回お伝えしたかった事は「なつかしい記憶の中」をたどって行くと
ヒントが見つかるかもしれないという事です。

忘れていませんか、あなたが思い描いた理想の生活・・・

最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。

次回もお楽しみに。。

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