とある本で「桂離宮」の修繕工事の時の苦労話を読んだとき
実際に一度は行ってみたいと思っていまた。
ネットで宮内庁の予約状況を検索しても常に満員の×マークでしたが
ある日、受付中の○マークを発見すぐさま抽選の申し込みをしたのが
京都へ行った約3ケ月前の事です。
当初は1,2泊の予定が「せっかく行くならこのお寺も見たい、この庭も見たい」と
4泊5日の長期研修旅行になりました。
修学旅行以来の京都です、その時はまったく興味のなかった古い寺院や庭園など
当時の職人さんがどんな思いでどんな技術で作ったのか、今ならちょっとくらい
感じられるのではないかと思い楽しみです。
そして、なにより今回のテーマは「遊び心」です。
「京都で?」と思われるかもしれませんがきっとたくさん見つかると思います。
初日の予定は石庭の龍安寺から桜で有名な仁和寺そして天龍寺の予定でしが
せっかくなんで金閣寺も見たいと金閣寺からスタート。
欲を出した結果、最後の天龍寺の天井龍の拝観時間が過ぎてしまった為、
この日予定のの天龍寺は翌日に送る事になりました。
【金閣鹿苑寺】
この日は方丈の特別公開が行なわれていたため拝観しました。
すてきな杉戸絵も公開されていましたが撮影禁止だった為、画像はありません。
方丈入り口です。
屋根には桐の紋章(五七桐)とその上には菊の御紋。
方丈庭園(南庭)です。
庭側は撮影OKでした。
方丈庭園(西庭)です。
陸舟松 (おかぶねのまつ)
船が西向きに帆を挙げて西国極楽浄土に向う姿だそうです。
中庭には、ナスカの地上絵の様なもようが・・・
庫裡(くり)・・・寺院の僧侶の居住する場所です。
庫裡(くり)の屋根、ここは調理場なのでしょうか換気の為か一段高くなってます。
鬼瓦(魔除けや装飾のためとか・・)
もっとやさしくしても良いのに・・・
金閣(舎利殿)
茶室「夕佳亭 セッカテイ」
数奇屋造りの茶席で、夕日に映える金閣が殊(コト)に佳(ヨク)いということから
この夕佳亭(せっかてい)という名が付けられたとの事です。
ここに賽銭箱はどうかと思いますが・・・。
不動堂の蟇股(かえるまた)には龍が彫られています。
もしかしたら鯉魚石の鯉が滝を上り不動堂の龍になった
のかももしれませんね。
この後は、石庭の龍安寺に続きます。
では、また。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
次回もお楽しみに。。