アイアンのランタンブラケットを作る(植栽ハンキングにも使える)
アイアンブラケットの製作のご紹介です。
エクステリア工事のプランの提案の中でBBQの照明用にランタンをお勧めさせて
いただきましたのでランタンを吊すアイアンブラケットを設置する事になりました。
既製品では長さや形状などイメージする商品が見つからなかったので現場で作ることにしました。
ランタンだけでなく植栽のハンキングにも使用できるブラケットを製作します。
材料は以下の通りです。
スチール(鉄綱)
本体:丸鋼9mm
台座用:平綱(FB)幅32mm×厚み6mm ※長さは状況により
まずは本体を作ります。
ランタンを吊す先端の部分をバーナーで炙り曲げやすくします。
鉄が赤くなったら曲げどきです。
※触ったら大やけどしますので注意
※9mm以上ですと曲げるのが難しいです
鉄筋用の曲げ台を使用して先端をイメージになるように曲げます。
曲げ台は鉄筋に合わせ9mm用の物を使用します。
曲げ台が動かないように板などに固定します。
※今回は25mmの集成材の端材に固定しました
炙ってハンマーで叩いて曲げた部分のねじれを直します。
鉄が赤くなったら叩きどきです。
ブラケットの中間をほどよく丸めて行きます。
9mm鉄筋なので床に押し当て押してほどよい形になるまで
曲げていきます。必要に応じてバーナーで炙って丸めます。
美しいアーチになりました。
端部をイメージする角度で曲げます。
固定用の平綱(FB)の溶接しろを残し鉄筋をグラインダー等で切断します。
設置する場所に合わせ三種類作りました。
台座用の平綱(FB)にビス穴を上下に2箇所あけます。
4mmのステンレスビスを使用する為、4.5~5mm程度の穴をあけます。
皿ビスを使用するため9mmのザグリを入れました。
本体の丸鋼9mmと台座の平綱(FB)を溶接します。
1番長いランタンブラケットは可動用のためアングルピースを
2箇所溶接してあります。
錆止め塗料のつや消しの黒を塗装します。
塗料が乾いたら設置します。
場所によりブラケットの長さを変えております。
直裁の中からにょっきと出るようにしたいので
この部分は可動式にしました。
使わない時は端に寄せチェーンで固定できます。
これで完成です。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
※保護具は必ず装着しケガ、事故等には十分ご注意下さい
※DIYは全て自己責任でお願い致します
こちらの内容は「鎌倉のエクステリア工事」で製作したものです。
こちらの現場になります↓
花が咲き果実が実る鎌倉の庭