納豆のタレを捨てる理由
今日の夕飯に、
納豆を食べました。
付いているタレは、
使わないのが夫婦の暗黙の了解です。
昔は気にせず使っていたのに、
気づけば添加物の文字が目に入るようになってきて。
年齢のせいもあるのか、
体が静かに「もう少し大事にしてくれ」と言っている気がします。
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現場でも、
お客さまの台所に置かれた調味料の棚を見ることがあります。
もちろん覗くわけではなく、
ふとした動きの流れで目に入るだけなのですが、
そこに“選び方の癖”のようなものがにじむんです。
スパイスやハーブの瓶が並んでいたり、
お気に入りの一品だけを長く使っていたり。
暮らしって、
細いところにこそ本音があるものなんだなと、
最近よく思います。
自分の話に戻ると、
添加物を完全に避けるのは正直むずかしいですよね。
外食でも加工品でも、
「全部なし」はほぼ不可能で。
それでも、
できる範囲で選びたい。
これだけは、
今の自分の本音です。
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タレを捨てるかどうかなんて、
ほんの些細なことですが、
こうした“すこしの工夫”が積み重なれば、
体も心も軽くなる気がしています。
明日も、
無理のないところから選んでいこうと思います。


