リフォーム予算はいくら？後悔しないための考え方と3つの優先順位
リフォーム予算、どう考える？
“後悔しないための3つの視点”でスッキリ整理します。
「リフォームの予算って、いくら見ておけばいいんだろう？」
多くのお客様が最初にぶつかる疑問です。
相場は調べれば出てきますが、
実際にはご家族の暮らし方・優先順位・今抱えている困りごとによって、必要な費用は大きく変わります。
この記事では、過去のヒアリングを通してわかってきた
「予算の考え方のコツ」を、わかりやすく整理してお伝えします。
なぜ、リフォーム予算は決めにくいのか
リフォーム費用がわかりにくいのは、同じ「キッチン交換」でも
選ぶ設備（キッチン等）・工事範囲・内装の有無で金額が大きく変わるからなんです。
さらに、
・古い配管の交換が必要
・壁や床の補修が必要
・電気やガスの工事が追加で発生
など、実際に現地を見て初めて分かる部分もあります。
だからこそ、私たちは最初のヒアリングで
「どこを大切にしたいか」「どんな暮らしにしたいか」を丁寧に伺います。
技術と同じくらい、“聞く姿勢”が大切だと考えています。
予算づくりの基本①
優先順位を決める（設備？ 内装？ 使い勝手？）
リフォームの満足度は、予算の大きさではなく
「どこにお金をかけたか」で決まります。
たとえばキッチンなら、次の3つが大枠です。
-
設備（キッチン等）
-
施工（配管・電気・ガスなど）
-
内装（床・壁紙・収納）
この中で
「料理を楽にしたい」なら設備（キッチン等）に、
「古くて傷んでいる」なら施工や内装に。
ご家族によって“正解”が違うため、
まずは優先ポイントを一緒に整理していくのが大切です。
予算づくりの基本②
“見えない費用”を把握する
リフォームでは、設備代以外に
工事費・撤去費・処分費・養生費など、さまざまな費用が発生します。
「カタログの金額を基準に考えていたら、思ったより高かった」
という声もよくあります。
実際は、
設備代：工事費＝6：4〜5：5
くらいの割合になることも珍しくありません。
この部分を早めに把握しておくと、予算がブレにくくなります。
予算づくりの基本③
“理想”と“現実”の２案を持つ
最初から１つの金額に絞り込むより、
・理想案（希望をすべて叶える）
・現実案（無理なくできる範囲）
の2つを持つほうが、迷わずに進められます。
さらに、打ち合わせを通して
「ここは残そう」「ここは優先しよう」と調整がしやすくなり、
結果として満足度の高い計画になります。
私たちも打合せの際に、
どこを残すか・どこを伸ばすか、
お客様の声を聞きながら一緒に考えています。
よくある後悔例
「必要な追加工事を見込んでなかった」
・古い家の配管が劣化していた
・ユニットバスのサイズが特殊だった
・下地の補修が必要だった
こうした追加工事費は、現地調査しないと分かりません。
だからこそ、
見積りは「しっかりとした現地調査込み」の会社に依頼するのが安心なんです。
まとめ｜予算は「金額」でなく「暮らし」で決める
リフォームには“正解”がありません。
大切なのは、今の暮らしにフィットしているかどうか。
数字や相場を見るだけでなく、
「何を大切にしたいか」「どんな暮らしにしたいか」
を軸に予算を組むと、後悔のない選択ができます。
「うちの場合はどう考えればいい？」という段階でも大丈夫です。
一緒に、未来の暮らしを描くところから始めていきましょう。
