【事例紹介】2世帯住宅の1階を賃貸化リフォーム|共用部分の間仕切り・動線改善|川崎・横浜
🏠 Before:2世帯住宅として使われていた1階部分
築18年の2世帯住宅。
これまでは
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1階:ご両親の生活スペース
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2階:息子ご夫婦の生活スペース(玄関は1階)
として暮らしており、1階の一部は 家族共用のスペース として利用されていました。
しかし、ご両親が亡くなられてからしばらく住まない状態に。
「せっかくのスペースを活かしたい」とのご相談から、1階部分を賃貸として貸せるようにリフォームすることになりました。
🎯 リフォームのポイント(今回のご提案)
① 共用スペースを独立した部屋として使えるように間仕切り
従来は家族共有だった空間を分けて、
賃貸として使いやすい “1階だけで生活が完結する間取り” に再構築しました。
② 玄関横の壁を開口し、新たに出入り口を新設
間仕切った新しい部屋へ直接アクセスできるよう、
玄関横の壁を開口し、新たな動線を確保しました。
③ 1階と2階で共用していた一部の電気配線を分離
賃貸として貸すためには、
世帯ごとに電気系統を明確に分けることが重要。
必要な部分を切り分け、安全に利用できる環境に整えました。
④ 内装工事・設備調整・ハウスクリーニング
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壁・天井の内装リフレッシュ
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経年変化の気になる部分を補修
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賃貸として印象の良い仕上がりに調整
など、入居者が気持ちよく生活できる状態へ整えました。
🏡 After:賃貸としてすぐに活用できる空間へ
- 明るいリビング

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対面キッチン

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リビングと和室


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新設した出入り口


📐 Before図面 → After図面
平面図面(賃貸部分)
(ご入居しているので自粛)

玄関横出入り口イメージパース)

🔧 工事内容まとめ
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共用部分の間仕切り工事
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新規開口工事(玄関横の壁)
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配線分離工事
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内装工事(壁・天井)
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建具調整
- 棚板等
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ハウスクリーニング
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賃貸運用を見越した細かなメンテナンスもろもろ(笑)
💬 担当者より
1階が長く空いたままになってしまうケースは、2世帯住宅ではとても多いです。
今回は、
「思い出の詰まった1階を、また誰かの暮らしに使ってほしい」
というご家族の願いを形にしたリフォームでした。
賃貸としての使いやすさはもちろん、
ご家族が大切にしてきた空間を尊重しながら再構成すること を意識しています。
川崎・横浜は賃貸需要が高いエリアですので、
今回のような “既存住宅の新しい活かし方” は今後ますます価値が高まっていくと感じています。
📩 同じように「空いた部屋を活用したい」方へ
使っていない部屋や親の家の活用で悩んでいる場合、
どんな小さなことでもご相談ください。
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一部だけリフォームしたい
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賃貸として貸すにはどうすれば良いか
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どれくらいかかるか知りたい
など、状況に合わせて提案します。

